前回も紹介した本の中にあった反復練習についての記述です。
以下、引用
現在では、できないことは、反復練習して身に付けることが、教育界ではすすめられているようですが、このような方法では練習は単にノルマと化してしまい、感じること、考えることをしなくなる。それでは質的な転換をはかることは難しいと思います。
私は稽古とはつねに毎回がライブであると思っています。
結果としては反復しているように見えるかもしれませんが、毎回新たな探求をしているのです。稽古するときの精神のあり方は、たえず探求してやっているのと、マニュアルに従って考えずにただ反復しているのとでは、天地の開きがあるものです。
※ 甲野善紀『「古の武術」に学ぶ』の稽古論 より
2006年6月9日発行メルマガより