2009年11月27日金曜日

「〜してはいけない」がいけない!?

あなたはボレーの時に「ラケットを振ってはいけませんよ」というアドバイスをコーチから言われたことがありませんか?

そのアドバイスをされた時を想像してみてください。あなたは頭の中にはどんな絵が思い浮かびますか?

では「コンパクトに」というアドバイスはどうでしょうか?

よくある「振ってはいけない」という言葉を使ったアドバイスを受けた時、8割の人は頭の中でラケットを振っている絵を思い浮かべてしまいます。そしてラケットを振っている頭の中の絵のようになってはいけないんだなと思うのです。

つまり、「振ってはいけない」とアドバイスをされるたびに、頭の中ではラケットを振っている絵を繰り返しイメージしてしまうのです。これではいつまでたっても「振らない」ボレーは出来ません。

でも同じアドバイスをされて、「振らない」ボレーが出来るようになる人もいます。よく運動神経がよいとか、感覚が鋭いと言って片付けられてしまいますが、実はこのような人達は、頭の中で「振ってはいけない」といわれた時に、無意識のうちに「コンパクトに」すればいいんだとアドバイスを変換しているのです。

この人達の頭の中では、「コンパクトに」ラケットを動かす絵がイメージされるので、繰り返しているうちに「振らない」つまり「コンパクト」なボレーになるのです。

これらのは実験データなどからほぼ間違いないようです。
本当はコーチがこのような事実を知っていて、アドバイスの言葉も注意深く選んでくれれば良いのですが...。

もしあなたが「振ってはいけない!」と言われているようならば、残念ですが自分の頭の中で言葉を変換してください。

2006年8月3日発行メルマガより