2011年11月6日日曜日

深く狙うな!

テニスでは相手に攻撃されないように深くボールをコントロールすることが非常に重要とされています。

しかしあなたがまだトーナメントプレーヤーレベルでなければ、必ずしも深く狙うことが良いとは限りません。

一般アマチュアプレーヤーの場合、深く狙おうとしてもコントロールの精度が低いので、ちょっと深く行き過ぎてしまうとすぐにアウトになってしまいます。そうすると、次はアウトが怖くなり力を抜いたり、スイングを小さくしたりしてしまい、振りぬくようなしっかりとしたスイングが出来なくなってしまうのです。

しっかり振りぬいたスイングでないと、深くボールが行ったとしてもボールの勢いはなく、相手にプレッシャーを与えることが出来ません。

そこで狙いを浅め(サービスラインとベースラインの中間くらい)にしておくと、アウトする心配がないので怖がらずに振りぬくようなスイングが出来ます。

しっかり振りぬいたスイングだと、バウンドしてからの勢いがあるので、浅めにバウンドしても相手はあまり攻めるようなボールを打つことは出来ないのです。

まずは浅めで良いのでしっかり振り切るスイングを身に付け、それからだんだん深さを調節できるように練習していきましょう!

2008年09月14日発行メルマガより

2011年9月3日土曜日

ビビるのは悪くない

「試合でビビって打てなくなった」という経験は誰しもあるはず。
「ビビる」と確かに実力を発揮することが難しくなるのですが、メンタル的にはそんなに悪い状態ではないのです。

私はよく、4つの段階としてメンタル状態を説明します。

一番良くない状態が「なげる」状態です。これは試合をなげて諦めている状態です。

次に「腹を立てる」状態です。これは過去の出来事、つまり終わってしまったもうどうにも出来ないポイントに気持ちが行っている状態です。過去は誰にも変えられません。

次が「ビビる」状態です。これは将来を心配している状態です。
ここでポイントを落とせば負けてしまうのではないかと、将来に気持ちが行っている状態です。もう変えることの出来ない過去に気持ちが行っているよりは、将来に気持ちが行っている方が前向きなのでベターなのです。

一番良い状態は、「今に集中」している状態です。
この状態がもっともパフォーマンスを発揮します。

どんなにテニスが上手な人でも、ビビったことの無い人などいません。
「ビビる」ことをあまり悪く深刻に考えずに、今に集中してください。

2008年08月20日発行メルマガ

2011年8月4日木曜日

いろいろな相手とプレーする

テニスは独りよがりではなく、ネットの向こうの相手と打ち合うスポーツです。相手が変われば、飛んでくるボールのコース、スピード、テンポ、回転なども変わりますし、試合になれば相手によっていろいろな状況に対応してプレーしなければなりません。

しかし人間は状況が安定的で変化のないほうが、無意識に安心感を覚えるので、何気なく練習していると、自分のやり易い相手とばかりプレーしてしまっている場合が良くあります。

テニスの上達を考えるとこれはあまり良くありません。多少のストレスはありますが、意識的にいろいろな相手とプレーする機会を増やし、試合になった時に、いろいろなボールに対応する練習を普段から沢山しておく必要があります。

普段のスクールやサークル以外の練習会やキャンプに参加したり、草トーに出たりして、積極的にいろいろな人とプレーしましょう!

2008年06月13日発行メルマガより

2011年6月17日金曜日

相手を気にしない!

初めて一緒にテニスする人や自分よりも上手な人とラリーをする時に、「ミスしたら相手に悪い」「私が下手で練習にならないと申し訳ない」と相手を意識しすぎてしまう人が沢山います。

相手を気にしてしまうと、ボールや自分のやるべきことへの集中力が落ちて、余計にミスが増えます。ミスが増えると消極的になり、さらに身体が動かなくなる。この悪循環を繰り返してしまいます。

テニスに限らず自分が何かに集中できている時のことを思い出してみてください。周りのことは把握していながらも、周りを気にすることなく目の前のことに一生懸命になっていると思います。

テニスの練習でも相手を気にして、目の前のボールに集中できなければミスが増えるのは当然です。もしあなたが、この悪循環に良く陥るとしたら、それは相手にとっても自分にとっても良いことは全くありません。相手を気にせずに、自分のプレーに集中してください。

最後にプレー中に「相手を気にしない」ようにはしますが、プレー前後の相手への「気遣い」はしたほうが良いのは、言うまでもありませんが。


2008年05月20日発行メルマガより

2011年5月22日日曜日

ラリーのコツ6:ボールのリズムに乗る

ラリーで重要な要素にリズムというのがあります。

上手な人ほどリズミカルでスムーズな動きに見えます。ではリズミカルにスイングするコツはなんでしょうか?

多くの人がスイングそのものに意識を向け、自分勝手なリズムを作ろうとしています。しかしこれではリズミカルには打てません。

ダンスを思い浮かべてください。

振りが出来ていても音楽とズレていたらかっこよくは見えませんよね。ダンスは音楽と振りが合っているからかっこよく、リズミカルに見えるのですよね!テニスも同じでスイングが出来ていてもボールのリズムを無視していては、かっこよくそしてリズミカルに見えません。もちろんボールコントロールも困難です。

テニスの場合は相手のインパクトやコートにバウンドする音がアクセントとなりその連続がリズムになります。この音を聴覚と視覚の両方で常に捉え、そのリズムに乗ることで自然とスイングもリズミカルになり、ラリーも安定的になります。

2008年04月29日発行メルマガより

2011年4月13日水曜日

ラリーのコツ5:「打ってる」感は少なくてよい

インパクトの瞬間は、ボールとラケットの押し合いです。

ボールに強く押されると、それに抵抗しようとして腕に力が多く入ります。
逆にボールよりラケットのほうが強く押せる状態にあると、あまり多くの力を入れる必要ありません。

この理屈はみんな頭では分かっているのですが、カラダではこの理屈と正反対のことを感覚的に求めてしまっている人がたくさんいます。

打球感が軽く「打ってる」感が少ない時、いい状態でインパクトの瞬間を迎えているにも関わらず、それでは感覚的に物足りなくなり、打球感がしっかりしたインパクトをしようとしてしまうのです。

つまり打点を若干遅らせて、ボールに少し押された状態を無意識に作ってしまうのです。

単純にエクササイズとしてテニスをするのでしたら、そのほうが疲労感があり、「がんばって運動した」という気になるので良いでしょうが、テニスを競技として考えると、ボールは伸びず、自分は疲労するという非常に良くない状況になってしまいます。

安定したラリーをするコツは頭とカラダのイメージのギャップを知り、それを改善するということも重要です。

2008年04月07日発行メルマガより

2011年3月17日木曜日

ラリーのコツ4:ラリーのペースを維持するには!

当たり前のことですが、ラリーをする時に自分のコントロールし易いペース(ボールの勢い)というものがあり、それを越えてしまうとミスが急激に増えます。しかし多くの人は少しいい感じになると「もっと、もっと」と自らペースを上げてミスしてしまいます。

その原因として、体感覚(打球感やスイング時の力感)をラリーのペースの基準として考えていることがあります。

体感覚的な「がんばってる感」がないと、「物足りない」とか「自分はもっと出来る」といった思いが出てくるようで、つい必要以上にがんばってしまうのです。

ボールを打つときの体感覚は、ボールのペースと比例しません。

自転車で上り坂ではがんばらないとスピードが出ませんが、下り坂ではペダルをほとんど漕がなくてもスピードが出るのと同じです。

ラリーする時も相手のボールのペースが一球一球違うので、ボールを打つときの体感覚はいつも同じにはなりません。

ですから、自分の思い描く「いい感じの感覚」になるようにと思って毎回スイングしようとすれば、当然ボールのペースは一定になりません。

ペースを保つには、実際に飛んで行くボールのペースを視覚的に確認し、それを基準にしましょう。

自転車を運転する時も、足に力を入れる感覚を一定にするのではなく、流れる風景を見てスピード感を一定にするのと同じです。

2008年02月27日発行メルマガより

2011年1月21日金曜日

シングルスに勝つコツはやっぱり。。。

私の個人ブログの方にはもたびたび書いておりますが、昨年末からまた試合に出始めました。

実際に試合に出ると、あらためて再認識することがたくさんあります。

その中の一つに、「自分のスタイルでプレーする」というのがあります。

しばらく試合に出ていなかったり、レッスンばかりしていると、理想的なかっこいいショットばかりイメージしてしまい、無理なショットを打ちにいったり、迷いながらプレーしてしまうことが多くなります。

最近試合に出ていて「やっぱり自分のスタイルでプレーしながら、その質を上げていく」ことが、良いプレーに結びつくことを再認識しました。

自分に合わないことは、いくらやっても効果が出にくいものです。

それならば、自分に合ったやりかたを追求していく方が、遥かに効果的なんです。


と、いう訳で

シングルスに勝つコツ講座」1月29~30日のキャンプ募集中です!!

2011年1月10日月曜日

ラリーのコツ3:イメージラインを変えてボールの速さを変える!

速いボールを打とうと思うと多くの人は、力加減やスイングでボールのスピードを上げようとしてしまいます。しかしそれらでボールのスピードを上げようとすると急激に安定感まで落ちてしまいます。

速いボールは物理的に直線的な軌道になるので、速いボールを打ちたければ、相手コートのバウンドさせたい地点とネット上の通過地点を結ぶイメージライン(ボールの軌道のイメージ)が直線的になるようにすると、必然的に高めの打点になり、ポジションもコートの中になるので攻撃的で速いボールになります。

遅いボールはループなイメージラインになるので、相手コートのバウンドさせたい地点とネット上の通過地点を結ぶラインがループになるようにイメージすると、必然的に低めの打点になり、ポジションもコートの後方になるので守備的で遅めのボールになります。

このように物理的に速いボールと遅いボールの軌道の違いを明確にして、そのイメージラインに実際に打ったボールを近づけていくことでボールの速度は変化していきます。

速いボールは多くの人の憧れですが、コントロールのない速いボールは意味がありません。コントロールを維持した上で、ボールのスピードがだんだん上がっていくように、速いボールのイメージラインを明確にしていきましょう。

2008年01月03日発行メルマガより