2013年11月16日土曜日

勝利への段階を知っておく

試合では勝利と敗北という明確な結果が出る為に、一喜一憂してしまいます。
勝つために試合をしているとは言え、普段の練習の成果を出し、自分の成長を試した結果が勝利や敗北になります。

そう考えれば、つぎのような「勝利への段階」があることを知っておくだけで、結果だけに一喜一憂せずに、モチベーションを保つことが出来ると思います。

段階1:すぐに負ける
(単純なミスが多い)

段階2:負けるまでの時間が長くなる
段階3:勝つが時間がかかる
(ミスは少なくなるが、お互いに決め手があまりない)

段階4:すぐに勝てる
(ミスが少なく、決め手がある)

対戦相手の強さによって、自分がどの段階になるかは変わるので、試合中も
自分が今どの段階にいるのかを考え、次の段階を目指すようにプレーすれば
良いのです。

2010年11月27日発行メルマガより

2013年10月31日木曜日

目標と評価を分ける


目標を高く掲げ、自分に厳しく練習を繰り返すことで上達します。
そして、もしその目標を達することが出来れば、新たな目標を掲げます。

しかし目標ばかりを気にしていると、上手く行きません。

「目標を高く設定し、もしクリアできれば次の目標を立てる」と言う事は言い換えれば、ほとんどの時間において、自分は目標より下にいることになります。
いくら自分が上達しながら目標に近づいていても、目標より下にいるのです。
メンタル的にも目標になかなか届かない自分ばかりを感じる事になります。

「まだあれが出来ていない、これも出来ていない」と言った目標からのマイナス評価ばかりになってしまうのです。

そこで、目標は高く掲げるが、評価はそれとは別に、過去からのプラス評価をするように心がけるのです。

「昨日はこれが出来なかったのに、今日は出来た」と過去の自分からどれだけ成長したかをプラス評価して行くのです。

目標だけでは、自分の努力を無意識にマイナス評価してしまいます。
だからと言って目標なしに努力をし続けることが難しいと思います。

目標をしっかりと掲げながらも、自分を評価する時は目標と分けて、過去の自分からどれだけ成長できたかをプラス評価することで、モチベーションを落とさずに、上達感を実感しながら努力を続けていけるようになります。

2010年11月01日発行メルマガより

2013年9月29日日曜日

存在を意識させる


ダブルスにおいて前衛の役目は何でしょうか?!
「チャンスボールを決める」「ポーチに出る」
もちろんこれも重要です。

でも私が一番重要視している前衛の役目は、「相手に存在を意識させる」ことです。

たとえボレーミスをしてポイントが取れなかったとしても、前衛が動くことで相手は前衛が気になって、ボールに対する集中力が下がります。

自分がすごいプレーをしなくても、相手のミスが増えてくれば勝ってしまうのがテニスです。自分が動き、存在をアピールすることで、勝手に相手がこちらを気にして集中力を低下させて、ショットの威力やコントロールを低下させる場合が良くあるのです。

ボレーで直接的に活躍しなくても、このようなことでパートナーを助けることが出来るのです。


2010年10月22日発行メルマガより

2013年9月2日月曜日

3つのオープンコート


テニスはオープンコートに打てるとポイントが取れます。

オープンコートというと多くの人は、コート内の相手がいない場所と考えます。

しかしオープンコートの考え方は他にも2つあり、これを認識してプレーするとさらにプレーの幅が広がり、エースを奪える確率も高くなります。

最初に言った1つ目のオープンコートは、空間的オープンコートと言います。
オープンスペースという言い方をする場合もあります。

2つ目は『時間的オープンコート』です。
空間的オープンコートが空いていない状況でも、早くボールを送ることで相手の時間を奪い、相手の返球を困難にすることができます。

3つ目は、『心理的オープンコート』です。
これは相手の予測に反したところにボールを送ることで、反応を遅らせて返球を困難にするということです。

これら3つの要素は、複合的に起りますが、どの要素を重視して攻めるかを考えることで自分のプレースタイルが明確になったり、目の前の相手からポイントを取る為にはどの要素を多く使った方が良いかを考えたりする必要があるのです。


2010年10月08日発行メルマガより

2013年8月17日土曜日

聞き比べる


タイミングよくボールを打つコツとして、ボールのバウンドする音やインパクト音を聞き比べるという方法があります。

人間は意識していなくても、五感を総動員してプレーしています。

視覚が一番多くの情報源となる場合が多いのですが、聴覚(音を聞く)ことも大きな情報源のひとつとなります。
人によっては、視覚より聴覚が一番の情報源となる人もいます。

さらにこの効果を高める為に、相手のインパクト音やバウンドする音と自分のインパクト音を聞き比べてみてください。

ボールを見ようとしなくても、しっかりとボールをタイミングよくとらえることが出来るようになる人もかなりいるはずです。

2010年09月07日発行メルマガより

2013年7月28日日曜日

「分かりやすい」を求めてはいけない


あなたなら説明が分かりやすいコーチと分かりにくいコーチのどちらに習いたいですか?

当然、分かりやすいコーチに習いたいと思うでしょう。

しかし「分かりやすい」には危険な落とし穴があります!!
「分かりやすい」ばかりを求めてはあなたの上達はストップしてしまうのです!!

「分かりやすい」は、既にあなたが知っていたり経験していたりすることを、順序立てて説明すると分かりやすいと思います。頭の中にすでにある情報が整理されるのですっきりするのです。

言い換えると、「分かりやすい」はすでにあなたが知っている情報を繰り返して説明しているだけです。整理すると言う意味では悪い事ではありませんが、新しい情報はないということになります。

上達とは、新しい情報や経験を取り入れながら変化していくことです。

つまり上達する過程では新しい情報が入ってくることが必須なのですが、分かりやすいばかりだとそれが入って来ないのです。

新しい情報や経験には一時的に?マークが付き、なんだかモヤモヤした感じになります。このモヤモヤ感を嫌って、分かりにくいことを聞き流したり、この練習は苦手だからと真剣に取り組まなかったり、コーチに分かりやすく説明してくれと要求するのは、自分は上達する気がないと言っているようなものなのです。コーチはあなたが上達するために説明しているはずですから。

2010年08月13日発行メルマガより

2013年5月31日金曜日

個性を伸ばせば弱点はなくなる


弱点をなくすための練習と強みを伸ばすための練習があります。

多くの人が弱点をなくす練習をしていますが、そもそも自分に合っていない動きや戦術を採用しようとすることで無理が生まれ、弱点になっている場合が多いのです。

自分にあった動き、それを生かす戦術を採用するようにすれば、自然と弱点はなくなります。つまり、強みを伸ばすための練習をすれば良いのです。

苦手なことを練習するほうが、精神的にも辛いはずです。

あなたはどちらの練習に多くの時間をかけていますか?


2010年07月20日発行メルマガより

2013年5月18日土曜日

変えるのはフォームではなく、頭の中


野村監督の本の中に、こんな文章がありました。
(たしか野村監督も誰かの文章を引用して話していたと思いましたが)

心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる


テニスにも同じような事が言えます。

頭のイメージが変われば、取り組み方が変わる
取り組み方が変われば、技術(フォーム)は変わる

頭の中を変える柔軟性が重要です。
ただ単にフォームばかり気にしていてもなかなか変わりません!

2010年07月05日発行メルマガより

2013年4月22日月曜日

風上からはループボールを打て!


風のある日は誰でもやりにくいものです。特に風上からはボールがアウトしやすくて嫌なものです。

しかし逆に言えば風上から打つボールは伸びるので浅くなっても大丈夫と言う事です。さらに高めに弾むループボールにすれば、風でボールがバウンド後に伸びるので相手は振り遅れたり、力の入りにくい高い打点で打たせることが出来ます。

風を見方に付けて、チャンスボールを引き出しましょう!

2010年06月05日発行メルマガより

2013年3月28日木曜日

風下からはドロップショットを打て!


風のある日は誰でもやりにくいものです。特に風下から打つ時にはボールが押し戻されて浅くなることが多々あります。

風下でプレーする時はこの特性を生かして、チャンスがあればドロップショットを使うのです。風に戻されてさらにボールが短くなるので、かなり相手を走らせることが出来ます。

もしそのドロップショットでポイントが取れなくても、相手を走らせたりドロップショットを警戒させたりするだけで、こちらが先手を取っている状況になるのです。

2010年05月21日発行メルマガより

2013年3月3日日曜日

ロブはサービスラインの上を狙え!


ゲームでは地味ながらも重要なショットの1つがロブですが、以外とロブを上手に上げるのは難しいものです。

ロブは相手を抜こうという意識で打つと、無意識に相手の頭上を狙ってしまいます。
しかしそれでは浅くなりやすいことと、相手がちょこちょこ動いてくる場合はその動きに翻弄されてどこに上げてよいのか分からなくなります。

おすすめは、相手の動きなど構わずに、相手コートのサービスラインの上に向かってボールを打つ事です。ボールの軌道の頂点がサービスラインの上になるようなイメージでボールを打つのです。物理的に本当にサービスラインの上に頂点が来る必要は無いので、スピンロブでもスライスロブでもこのイメージは使えます。

いつもロブが相手のスマッシュの餌食になってしまうあなたは、ぜひすぐに試してみてください。

2010年05月09日発行メルマガより

2013年1月18日金曜日

握手をするまでが試合だと思え!


流行の脳科学によると、脳は「だいたい出来た」「ほぼ終わりだ」というように思うと、脳の血流は減少し、力を発揮しなくなるそうです。

誰にでも経験あると思いますが、「あと1ゲームで勝てる」というようなことを考えてしまった途端にミスが増えたり、弱気になったりして、逆転負け。

試合の終わりは、最後のポイントが決まった時ではなく、握手をした瞬間だと思うように常にするのです。

練習のときからこのように、ゴールを本当のゴールより先に設定することで、最後の最後まで脳のパフォーマンスが下がらないようにするのです。

2010年03月30日発行メルマガより