2019年10月1日火曜日

リセットする(1)

テニスが上達するには、「意識して行う」「反省する」ことも大事だが、これらは常に行う事ではありません。
逆に、意識や反省をスパッと忘れて「リセットする」ことも非常に大切なのです。

例えば、ラリーが続いている最中は「反省」せずに「リセット」することが大事なのですが、多くの人が気がついていません。

ラリー中にボールが狙った場所よりも右に行ってしまった時に、多くの人が「あ!右に行った!次はもっと左を狙わないと!」などと「反省」します。
これが次のコントロールも乱していることに気がついていないのです。

ストロークラリーはアマチュアレベルでも片道1.2秒、往復2.4秒くらいしか時間がありません。
「反省」している間は、考え事をしているようなものなので、ボールへの集中も途切れ、つぎへの準備動作も途切れます。
仮に2.4秒のうち0.5秒「反省」していたとすれば、約20%もの時間をムダにしていることになるので、余裕がなくなり次のミスを生む確率が上がるのは明らかです。

ラリーが続いている最中は、極力「反省」せずに、打った後に起る感情や意識を「リセット」することが、つぎへの早い準備につながり、時間的な余裕を生み、ミスの確率を下げるのです。

「反省」は、ラリーが途切れてからのポイントの合間に行うもので、ラリー中には「リセット」することが非常に大切なのです。


2016年07月26日発行メルマガより