インパクトの瞬間は、ボールとラケットの押し合いです。
ボールに強く押されると、それに抵抗しようとして腕に力が多く入ります。
逆にボールよりラケットのほうが強く押せる状態にあると、あまり多くの力を入れる必要ありません。
この理屈はみんな頭では分かっているのですが、カラダではこの理屈と正反対のことを感覚的に求めてしまっている人がたくさんいます。
打球感が軽く「打ってる」感が少ない時、いい状態でインパクトの瞬間を迎えているにも関わらず、それでは感覚的に物足りなくなり、打球感がしっかりしたインパクトをしようとしてしまうのです。
つまり打点を若干遅らせて、ボールに少し押された状態を無意識に作ってしまうのです。
単純にエクササイズとしてテニスをするのでしたら、そのほうが疲労感があり、「がんばって運動した」という気になるので良いでしょうが、テニスを競技として考えると、ボールは伸びず、自分は疲労するという非常に良くない状況になってしまいます。
安定したラリーをするコツは頭とカラダのイメージのギャップを知り、それを改善するということも重要です。
2008年04月07日発行メルマガより