練習していく過程で、選手の主観的な感想と脳波を同時に集め、変化を調べるというもので、上達の過程でイメージの視点が「客観イメージ」から「筋感覚的イメージ」に切り替わっていったのです。
「客観イメージ」とは、自分をビデオや写真で見るように客観視しているイメージのことで、「筋感覚的イメージ」とは、自分自身が動いている時の筋肉の感覚イメージのことです。
つまり、技術が未熟な段階は経験が少なく「客観イメージ」が先行するのですが、練習している間に自分自身の「筋感覚的イメージ」が蓄積され、それを実行するようになっていくということです。
これが上達のひとつの側面であります。
この側面からみると、よくレッスンで自分の感覚より正しく出来ているかを気にして
「コーチ!いまので合ってますか?」「これでいいですか?」と聞いてくる人がいますが、それは上達の妨げになるということです。
「理論的に正しいか」を気にしたり、コーチから見て「いいか悪いか」を気にするのではなく、自分自身ででやってみて「うまくいった時にどんな感覚だったか、ダメだった時どんな感覚だったか」を感じることで、「客観イメージ」から「筋感覚的イメージ」に変換されていくのです。
2017年01月22日発行メルマガより